オオシモフリコメツキ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
オオシモフリコメツキ 【Actenicerus orientalis】
サイズ : 15mm ~ 18mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 4月 ~ 7月
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
春から初夏にかけて見られるオオシモフリコメツキ。
コメツキムシの仲間でも大型の部類に入り、個体数も多く、
見つけやすい子なので、ほぼ毎年出会います。
もっとも、とてもよく似た「シモフリコメツキ」と混同している場合もありますが。
シモフリコメツキより、この子の方が名前のとおり、
若干大きくふっくらした体型をしています。
成虫になりたての子は、霜降模様がくっきりと出ており、
とても整然とした美しい模様をしています。
成虫の期間が過ぎるにつれ、霜降模様も不鮮明になっていきます。
銅色に輝く体に、規則的に生えた灰色の毛で模様ができている。
捕まえると、脚を体によせて死んだフリをします。
そして、最後はお得意の体パッチンで、跳ねて逃げていきます。
新緑をバックに。
上の写真と同じ子。
倒木や地面でなく、いつも葉っぱにいるイメージの強い種です。
少し毛が抜けて斑模様になってしまった。