ショウリョウバッタ
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ショウリョウバッタ 【Acrida cinerea】
サイズ : 雄 40mm ~ 50mm 雌 70mm ~ 80mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州 ・ 沖縄県
時 期 : 8月 ~ 11月
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日本最大のバッタの仲間、ショウリョウバッタ。
里山から都市部の公園や河川敷まで広く分布しています。
スマートな体型で、2本の角のような触角を持っています。
原っぱを歩いていると、「キチキチキチッ」と鳴きながら飛んでいきます。
そのせいか、私が子供の頃は「チキチキバッタ」と呼んでいました。
しかし、別の小学校の子供は、「キチキチバッタ」と言っていたので、
ごく限られた地域のローカル呼称だったのかもしれません。
バッタの仲間は、基本的に成虫で越冬はせず、卵を産むと死んでしまいます。
また来年の梅雨頃、小さな幼虫を見れるのを楽しみにしています。
緑色の身体に、茶褐色の脚の男の子。
見つけて写真を撮ろうとしても、ファインダーを覗くと見失うこともよくあります。
女の子はサイズも大きく、模様も違うので、まるで別種のようです。
葉の細いササ類の中にいると、まったくわかりません。