ミヤマオビオオキノコ
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ミヤマオビオオキノコ 【Episcapha gorhami 】
サイズ : 10mm ~ 18mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 5月 ~ 10月
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朽ちた倒木に生えたキノコに集まるミヤマオビオオキノコ。
キノコムシの中でも大きめサイズなので、比較的見つけやすい子です。
と言っても、生えてるキノコの裏側をひとつひとつ見ないといけませんが。
それでも、北摂地域では毎年出会う子です。
とくに梅雨に入り、キノコがたくさん出てくる時期によく見ます。
背中のオレンジ色の模様(勝手にバッドマンマークと呼んでいます)は警戒色で、
嫌な臭いの液体を放出するカメノコテントウに擬態していると言われています。
当ブログに最初に登場したイタドリハムシ君も同じ模様ですね。
他にもヨツボシケシキスイ等、「科」の枠をこえて同様の模様を持つ種がいます。
正直、キノコムシの仲間はマニアックすぎて、素人には同定は困難です。(>_<)
ヒメオビオオキノコ、カタボシエグリオオキノコ、タイショウオオキノコなどなど、
見た目も生活様式も同じ子がたくさんいます。
今回も最後までタイショウオオキノコと迷いました。
でも、こんな子が森の中にひっそりと懸命に暮らしていることがわかれば十分かな。
倒木の上を歩き回っていた子。
倒木に生えた赤いキノコに来た子。毒キノコっぽいけど大丈夫!?
今年初めて会った子。毎年会えるけど、その年最初の子は嬉しい。
上の写真と同じ子。
上の写真と同じ子。
梅雨のジメジメした時によく出会います。
この子と見た目がそっくりな種類が複数いますが、同定の決め手は眼と眼の距離。
それでも、自信はありませんが。。。
キノコを美味しそうに食べていました。