オオヒラタシデムシ
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オオヒラタシデムシ 【Eusilpha japonica】
サイズ : 18mm ~ 25mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 4月 ~ 10月
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黒くて平べったい体型のオオヒラタシデムシ。
「シデムシ」を漢字表記すると「死出虫」と書きます。
動物の死骸を食べる種類なので、死骸から出てくるので
この呼び方をされているのだと思います。
ちょっと気持ち悪いですが、自然界において「分解」という
重要な役割を担っています。
この子は、シデムシ科の中で一番よく目にします。
翔ぶこともできますが、地面を這いずり回っており、
里山の小径でも結構な頻度で出会います。
冬眠から出てきた成虫が産卵し、夏にはまるで三葉虫のような
幼虫が活動を始め、秋頃には成虫となり越冬します。
(残念ながら幼虫の写真はありません)
ミミズの死骸を一心不乱に食べていた。
実際は動物の死骸よりミミズを食べるところをよく見ます。
夕立直後に翔んできて、葉の上にとまった。
葉にとまっていることは珍しいかも。
上の写真と同じ子。