オマガリフキバッタ
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オマガリフキバッタ 【Parapodisma tanbaensis】
サイズ : 25mm ~ 35mm
分 布 : 本州 ・ 四国 ・ 九州 ・ 沖縄県
時 期 : 7月 ~ 12月
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フキバッタの仲間は、正直よくわかりません。。。(>_<)
下の写真を見るとよくわかりますが、翅が発達しておらず(正確には退化して)、
飛翔での移動ができません。
そのおかげで、局地的に分化しており 細かな分類は素人には困難です。
近畿地方だけでも、キイフキバッタ、ミカドフキバッタ、ヤマトフキバッタ、
ヒメフキバッタ、ヒョウノセンフキバッタ、キンキフキバッタ・・・etcが生息し、
訳がわからん状態です。(笑)
北摂地域ではオマガリフキバッタが一番多く見られるということと、
他種より翅が短いという特徴だけで今回の記事はオマガリフキバッタとしました。
因みに、学名の「Parapodisma tanbaensis」にある「tanba」は
元々はフキ(蕗)の葉に見られるバッタということでフキバッタと言われますが、
その姿は林縁では至る場所で見ることができます。
11月の朝露が下りた草むらをゆっくり歩いていた子。
上の写真と同じ子を真横から撮影。
申し訳程度の翅。この翅のせいで地域ごとの分化が進み同定困難に。。(T_T)
ものすごい勢いで、葉っぱを食べていました。