シロハラ
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シロハラ 【Turdus pallidus】
サイズ : 250mm
分 布 : 本州 ・ 四国 ・ 九州 ・ 沖縄県
時 期 : 冬季
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冬の里山で、薄暗い茂みの中で落葉をガサガサしているシロハラ。
街中の大きな公園や寺社、河原などでも見かけることがあります。
山道を歩いている時、姿は見えないけど藪中から「ガサガサ」と聞こえれば
大抵この子が一生懸命、落葉をひっくり返しエサとなる
木の実や小動物を探しているところです。
頭から羽にかけて茶褐色で、お腹はその名のとおり白くなっています。
個人的には、目の周囲とくちばしの黄色がチャームポンとだと思います。
北摂地域では毎冬多く会えますが、数年前、ほとんど会えなかった年がありました。
とても心配しましたが、翌年は例年どおり会えてホッとしました。
たまたま私だけ会えなかったのかもしれませんが。
夏季は東アジアやロシアで繁殖し、冬季に日本へ渡ってきます。
普段は単独行動が多いですが、渡りをする時は集団になるそうです。
ふかふか落葉に身体を半分くらい沈めて、一生懸命食べ物を探していた子。
一瞬顔を上げて、カメラ目線になってくれました。
雪がチラチラする日、茂みから出てきて石垣の上でポーズをとってくれた子。
ピョンピョンはねながらエサを探していた子。
上の写真と同じ子。
目の周りとくちばしの黄色がとっても素敵です。