シロヒゲナガゾウムシ
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シロヒゲナガゾウムシ 【Platystomos sellatus】
サイズ : 10mm ~ 12mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 5月 ~ 8月
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少しジメジメした倒木が好きなシロヒゲナガゾウムシ。
手のひらに載せて単体で見ると、そこそこ目立つ模様なのに、
倒木や薪の上にいると、なかなか見つけられません。
動き出すと早く歩きますが、静止していることが多い子です。
食事はキノコ等の菌類を好んで食べます。
その名の通り触角が長く、特に男の子はカミキリムシかと思うほど
長い触角をしています。
雄の触角はとても長く、カミキリムシの仲間みたい。
雌の触角は、雄と比べると短い。
倒木の上で動かずにいると、なかなか見つけられません。
しかも驚かすと、ポロっと死んだフリをして転がり落ちます。
正面から見ると、けっこう恐い顔をしています。
この大きな顎で樹皮を傷つけ、中に産卵します。
10年以上前に、初めて出会って撮った子。
この時はまだカミキリムシの仲間だと思っていた。