オオフタモンウバタマコメツキ
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オオフタモンウバタマコメツキ 【Cryptalaus larvatus】
サイズ : 25mm ~ 35mm
分 布 : 本州 ・ 四国 ・ 九州 ・ 沖縄県
時 期 : 6月 ~ 9月
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盛夏から初秋にかけて見られるオオフタモンウバタマコメツキ。
国内のコメツキムシの中でもトップクラスの大きさです。
名前の長さもトップクラスです。
漢字で表記すると「大双紋姥玉米搗」。
名前の通り、背中にある大きな黒い紋が、この子の特徴です。
私の友人のお医者さんは、この子の写真を見て、
「腎臓が黒いなぁ・・・」と言ってました。
私にはまったく意味が分からなかったのですが、
人間の場合、腰の左右に腎臓が位置しており、
彼には、黒い模様が場所的に腎臓に見えたようです。
(昔から変わったヤツでした。笑)
北摂では、盛夏を過ぎた頃に見かけることが多いと思います。
決して美しい子ではありませんが、存在感がありかっこいい子です。
倒木の上にいた子。
体色と倒木の色が一緒で、見つけた時はうれしかったです。
どこからか飛んで来て、目の前の葉にとまりました。
後にも先にも、葉の上にいる子は初めて見ました。
針葉樹の伐採木にいた子。
黒紋がくっきりとしており、存在感がありました。
上の写真と同じ子。
真横からお顔を撮ってみました。
よく見ると、ユニークなお顔をしています。