クビアカトラカミキリ
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クビアカトラカミキリ 【Xylotrechus rufilius】
サイズ : 10mm ~ 13mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 5月 ~ 8月
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胸部がやや大きく赤いクビアカトラカミキリ。
北摂地域では、梅雨入り頃から盛夏にかけて見られる子です。
どちらかと言うと、トラカミキリの仲間では遅めの発生です。
昆虫的に言うと、正確には「クビアカ」ではなく「ムネアカ」ですね。
この子も倒木や伐採木に集まる習性があり、
忙しく材の上を歩き回っているところを目にします。
赤い部分が目立つので、いるとすぐ見つけられますが、
エグリトラカミキリやキイロトラカミキリに比べると
出会える機会が少ない気がします。
切り株で数匹の子が運動会をしていました。
なかなか静止してくれないで、撮影には根気がいります。
象牙色のトラ模様は、細かい毛で作られています。
凸凹の材の上を長い脚で器用に動きます。
珍しく葉っぱの上にいた子。
いつも材の上ばかりで見つけるので、緑がバックの写真は新鮮です。
赤い胸部は凸凹状になっています。