ナガフトヒゲナガゾウムシ
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ナガフトヒゲナガゾウムシ 【Xylinada striatifrons】
サイズ : 15mm
分 布 : 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 5月 ~ 8月
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筒状の体形をしたナガフトヒゲナガゾウムシ。
一見するとカミキリムシの仲間にも見えますが、ヒゲナガゾウムシの仲間です。
北摂地域では、毎年ではありませんが、しばしば見かけます。
しかし自分の記録を見直してみると、7月だけしか会っていません。
ナラ系の伐採木や倒木以外の場所で見かけたことはありません。
多い年は、同じ木に複数集まっていることもあります。
寸胴で脚が短くとても(親近感の湧く)ユーモラスな子です。
眼が突き出てて顔が恐く見えますが、とてもおとなしい子です。
ビックリすると死んだフリをします。
伐採木の窪みに隠れていた子。
数珠状の触角だけ窪みからはみ出していました。
身体中、小さな凹みが多数あります。
薄茶色の箇所は、毛が生えて模様になっています。
薄茶色の毛の生え方で、模様が個体によって少しだけ違います。
指でツンツンされて死んだフリをしている子。
短い脚と触角を身体にひっつけて、気配を消しています。