ヤナギハムシ
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ヤナギハムシ 【Chrysomela vigintipunctata】
サイズ : 8mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 4月 ~ 7月
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まるでテントウムシのような模様をしたヤナギハムシ。
体長8mmというサイズは、ハムシの中でも大きい目の種類ですね。
その名の通り、柳の葉を食べるので、柳が生える水辺で見ることが多い子です。
逆に柳が生えている場所だと、多少郊外でも見ることがあるようです。
とても食欲旺盛で、葉をバリバリ食べます。
上翅には左右合わせて20個の黒い斑点がありますが、
たまに隣の斑点とつながり、ユニークな模様をした子もいます。
未成熟の時期は黄色をしており、成熟すると朱色になります。
一つの枝に20頭ほどいました。
おそらく、みんな兄弟で同じ枝で孵化したようでした。
この子は右上翅(向かって左)の斑点が墨を垂らしたように繋がっています。
まだ若い個体で上翅の色が黄色っぽい。
それにしても、よく葉っぱを食べる子です。
柳が芽吹き出す4月、この子達も越冬から目を覚まします。
一番成熟した時期で、身体の朱色が一番美しい時期でもあります。