ダビドサナエ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ダビドサナエ 【Davidius nanus】
サイズ : 45mm ~ 50mm
分 布 : 本州(北関東以西) ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 4月 ~ 7月
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
初夏の水辺で見られるダビドサナエ。
和風な名前が多いトンボの中では珍しく西洋風な名前。
フランス人生物学者のダビド氏に因んで名づけられたようです。
春のサナエトンボの仲間は、なぜか地面や石や岩にとまる傾向があります。
しかも、一見しただけでは区別がつかないくらい皆よく似ているので、
捕まえてじっくり観察するか、写真を多方向から撮って後で見るしかありません。
この子は、北摂地域で春2番目に現れるサナエトンボ仲間で、
昨年紹介したタベサナエと入れ替わるように活動を始めます。
眼と眼が離れているのがサナエトンボの仲間です。
ヤンマ科や赤とんぼは眼と眼がくっついてます。
地面や岩にとまることも多く、地味な写真しか撮れない時も。(>_<)
緑色の眼は成熟した証。
ヤゴから孵化したての子。
身体の色は薄く、眼はまだ茶色をしています。
2年間の水中生活を終え、これから大空に飛び立つ直前の様子。