ニホンベニコメツキ
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ニホンベニコメツキ 【Denticollis nipponensis】
サイズ : 10mm ~ 15mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 4月 ~ 7月
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真っ赤な身体と櫛状の触角が美しいニホンベニコメツキ。
新緑が生えそろった頃、里山には多くの赤い昆虫が現れます。
この子もその中の一種で、体内に毒を持つベニボタルに擬態しています。
他にはアカハネムシやベニカミキリ等、「科」を越えて
同じような容姿の昆虫たちが現れます。
因みにこの子は無毒です。(身をもって調べたことはありませんが)
コメツキムシの仲間は、仰向けになると身体をパチンと反って飛び跳ねます。
まるでお米をつく姿に似ていることからこの名前が付きました。
この子は、コメツキムシっぽい容姿ではありませんが、
捕まえてみると、やはりパチッと飛び跳ねて逃げて行きました。
登山道の道標の上にいた子。
光の当たり具合によると、赤色がキラキラ輝いて見えます。
男の子は櫛状の立派な触角を持っています。
後翅中央の黒いラインがカッコいいです。