ヤマトタマムシ
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ヤマトタマムシ 【Chrysochroa fulgidissima】
サイズ : 30mm ~ 40mm
分 布 : 本州 ・ 四国 ・ 九州 ・ 沖縄県
時 期 : 6月 ~ 9月
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日本で最も美しい昆虫の一種、ヤマトタマムシ。
全身は緑色の金属光沢に輝き、上翅には赤褐色のラインが入ります。
見る角度によってはレインボーカラーに見え、とても美しいです。
北摂では6月後半から9月半ば頃まで見ることができますが、一番よく出会うのは7・8月。
うだるような暑さの晴れた日に、木々の間をゆったりと翔んでいる姿が印象的です。
木々の高い所にいると、木漏れ日のキラキラ感と体色が同化し、
天敵の鳥などに見つけられにくいと言われています。
また、鳥はこのキラキラ感を嫌がる傾向があると考えられています。
夏の里山で出会える機会のある昆虫ですが、子供の頃は本当に憧れでした。
小学生の頃、父がゴルフ場で捕まえた個体を持って帰ってきたことがあり、
その美しさに見とれて、何枚も絵を描いて夏休みの自由研究にしたことがありました。
今でも出会えると本当に嬉しく、あのころと同じ気持ちで写真を撮ってしまいます。
明るい所で見ると、とてもきれいです。
積まれた伐採木の隙間から出てきた。
タマムシの仲間は目が大きくて、かわいい顔をしています。