ニセノコギリカミキリ
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ニセノコギリカミキリ 【Prionus sejunctus】
サイズ : 25mm ~ 45mm
分 布 : 本州(関東以西) ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 6月 ~ 9月
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全身真っ黒に近い焦茶色で、触角が鋸歯状のノコギリカミキリ。
そのノコギリカミキリにそっくりなニセノコギリカミキリ。
昆虫の名前には、「ニセ〇〇〇」や、「〇〇〇モドキ」、「〇〇ダマシ」等、
まぎらわしい名前の種が多くいます。
元々同種だとされていた種が、後に別種に分類されたりすることもあるので、
このような名前の種が存在するのでしょうけど、ちょっと可哀想ですね。(^_^;)
この度は、昼間の山道をノソノソ歩いているところを撮影しましたが、
圧倒的に夜の街灯や照明で見る機会が多い子です。
立派な触角があるため、間違うことはありませんが、
地面を歩いていると、大きさや色艶はゴキブリそっくりです。
ノコギリカミキリとニセノコギリカミキリの違いはいくつかありますが、
今回は、胸部の光沢の有無で後者と判断しました。
(ノコギリカミキリは光沢があるが、ニセノコギリカミキリは光沢が無い)
その他、後脚脛節上面の縦溝の有無等、判断ポイントはありますが
文字で書いてもわかりにくいので、いつかノコギリカミキリの記事を出す時に
説明できるようにしたいと思います。
よく見たら恐い顔してます。