キシタエダシャク
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キシタエダシャク 【Arichanna melanaria】
サイズ : 35mm ~ 45mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 5月 ~ 8月
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梅雨入り前頃から多く発生するキシタエダシャク。
前翅は白地、後翅は黄色地に、黒色の模様が散りばめられたお洒落な蛾です。
黄色の後翅を前翅の下にしてとまる姿が名前の由来になりました。
里山では数頭が絡み合い、フワフワと翔んでいるのをよく見かけます。
とまる時は、少し薄暗い場所を好む傾向があるようで、
長い触角を後ろに揃えて休憩することが多いようです。
その触覚ですが、男の子は櫛状になっており、なかなか迫力があります。
数は少ないですが、都市部にも生息しており、大阪市内でも見かけます。
意外と身近な子だったみたいです。
正直、私は蛾を撮ることはあまり無かったのですが、
この子がきっかけで、今後は追いかけてみたと思います。
2020年 6月 (兵庫県猪名川町)
触角を揃えて休憩中の女の子。