ゴマフカミキリ
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ゴマフカミキリ 【Mesosa japonica】
サイズ : 10mm ~ 15mm
分 布 : 北海道 ・本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 4月 ~ 9月
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コナラやクヌギの伐採木に集まるカミキリの一種、ゴマフカミキリ。
同じカミキリの種類でも、以前記事にしたトラカミキリの仲間と違い、
忙しそうに動き回ることはなく、ドシっとしてほとんど動きません。
身体の色や模様が木と同化して、その方が都合いいのでしょう。
黒色と茶褐色の斑模様は、全身はもちろん触角から脚の先(符節)まであり、
体毛がびっしりと生えています。
夏の後半くらいになると、茶褐色部分の毛が抜けて、真っ黒な子を見ます。
特に珍しくもない地味なカミキリですが、
ずんぐりむっくりの体形と、体長より長い触角がかわいい子です。
左の触角が途中で折れてしまった子。でも良い顔をしています。
死んだフリ(擬死)から復活しようとしているところ。