トノサマガエル
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
トノサマガエル 【Pelophylax nigromaculatus】
サイズ : 40mm ~ 95mm
分 布 : 本州(関東平野から仙台平野を除く) ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 4月 ~ 10月
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
水田に水が張られる頃、目にすることが多くなるトノサマガエル。
夜になれば、田んぼの中で大きな声で合唱を始めます。
普段は池や水田の周囲でボーっとしていますが、
人影が近づくと、ものすごい勢いで水の中に飛び込みます。
中には水底の泥に潜って、なかなか出てこない子も。
跳躍力は他のカエルと比べても、かなり秀でています。
食欲も旺盛で、大きなミミズや青虫を食べる姿を目にします。
この馴染みあるカエルも、今や絶滅が心配される種です。
私の中では、「最もカエルらしいカエル」。
水田広がる日本の原風景とともに、いつまでも元気で
その姿を見せてほしいと願います。
まだ若い個体。カメラを向けると、固まったように動かなくなってしまった。
梅雨明けの乾いた畦道に、ひょっこっと現れた。