ジョウビタキ
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ジョウビタキ 【Phoenicurus auroreus】
サイズ : 150mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 冬季
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冬に出会う代表的な小鳥、ジョウビタキ。
大阪市内でも公園や河原で見かけることがあり、
冬の訪れを知らせてくれる鳥でもあります。
因みに夏場は中国北東部やロシアで繁殖するようです。
単独で行動することが多く、群れをなすことはありません。
また、警戒心が薄いのか、私の目の前に降り立って
愛想をふりまいて遊んでくれることもあるとってもかわいい子です。
銀色の頭と黒いお顔がダンディな男の子。
上の写真と同じ男の子。お腹はオレンジ色です。
上の写真と同じ子。雲間から陽が差すと輝いて見えました。
こちらは女の子。全体的にグレーっぽい感じですね。
背伸び中。
上の写真と同じ子。
上の写真と同じ子。
なかなかこちらを向いてくれなかったけど、最後にお顔を見せてくれました。
メジロ
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メジロ 【Zosterops japonicus】
サイズ : 120mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 通年
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鮮やかな緑色の身体で、枝から枝へ活発に飛び回るメジロ。
スズメより少しだけ小さなサイズでしょうか。
北摂地域では1年を通して見られますが、出会う確率は冬季の方が高いです。
冬場はよく群れをなして里山を飛び回っています。
大阪市内でも、緑のあるところで見かけることもあります。
でも、その頃もコロナは終息してないだろうから自粛すると思います。
新型コロナの拡散と寒さで、不安な時期を過ごすこととなりました。
少しでも被害が軽減されますように。。。
僕の場合、仕事は基本テレワーク。
自然観察は車移動で単独行動なので細々と続けられそうかな。
でも、やっぱり人とお話したいし、鳥や植物のことを教えてもらいたい。
今はネットと図鑑でお勉強中です。
名前どおり、目の周囲が白くくっきりしています。
お腹も真っ白ですね。
赤い木の実を食べに来たのかな。
上の写真と同じ子。小さくても凛々しい子でした。
カシラダカ
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カシラダカ 【Emberiza rustica】
サイズ : 150mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 冬季
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頭の毛(冠羽)がお洒落なカシラダカ。
越冬のために日本へやって来る子で、北摂地域では11月頃から見かけ、
翌年の4月くらいには北へ旅立つイメージです。
やぶや林縁などに棲み、地上に降りて種子等を食べます。
人が近づくとすぐ逃げますが、近くの枝にとまり様子を窺っています。
頭のボサボサが可愛いです。
枝被り。。。
この子も枝被り。。。でもお顔が見れてよかったです。(^O^)
初めてカシラダカを撮影した時の子。
アオジ
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アオジ 【Emberiza spodocephala】
サイズ : 140mm ~ 170mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 冬季(中部以西)
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きれいな黄色と緑色の身体を持ったアオジ。
スズメより少しだけ大きいサイズでしょうか。
北摂地域では冬季に越冬個体が多くみられます。
やぶや林縁などに棲み、地上の種子や木になった実を食べます。
12月は公私共に多忙を極め、生き物観察ができずにいましたが、
久しぶりに歩いたフィールドで、数種類の鳥達に出会えて嬉しかったです。
街中でずっと生活していると疲れます。(>_<)
虫の季節が終わると、ブログの更新が途絶えがちになりますが、
慣れない鳥の写真が撮れれば、たまに更新したいと思います。
久しぶりの鳥撮で、最初に登場した子。
頭上の黒い木の実を食べに来たのでしょうか。
やぶから出てきた子。目の前の枝にとまってくれました。
おおよそ9年前に撮った子。データは実家のPCで眠ってました。(汗)
背後からこっそり撮影。まぁ、鳥さんはいつもこっそり撮ってますが。。。
アキアカネ
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アキアカネ 【Sympetrum frequens】
サイズ : 35mm ~ 45mm
分 布 : 北海道 ・本州 ・ 四国 ・ 九州
時 期 : 6月 ~ 12月
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最も一般的な赤とんぼの一種、アキアカネ。
秋になると里山のたんぼや畑の上を群れをなして飛んでいます。
長生きする個体は、12月に入っても元気に飛び回る姿を見せてくれます。
トンボの仲間は肉食で、他の小さな虫等をエサとしており、
けっこうな大食いで2日間もエサを捕らえられなければ餓死してしまいます。
晩秋でも赤とんぼを見るということは、その地域ではエサとなる生き物も
まだ活動している証でもあります。
逆に高温に弱く、6月に孵化した個体は盛夏の間は高山に移動します。
そして、日中の気温が30度に届かなくなった頃、里山に降りてきます。
この子が「アキアカネ」と呼ばれるようになったのは、この習性のため、
秋になると突然見かける機会が多くなったからでしょうね。
産卵は水田や泥地に行い、春、水田に水を張る頃に孵化します。
里山の人とのつながりが深いトンボでもあり、水田に農薬がまかれると
個体数も一気に減ってしまいます。
いつまでも「黄金色に実った田んぼ上を飛ぶ赤とんぼの群れ」が
見れるようにと願うばかりです。
木製の道標にとまった子。
赤とんぼの中でも、がっしりした体型をしています。
上の写真と同じ子。複眼の模様がかっこいい。
お顔を拝見。
オマガリフキバッタ
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オマガリフキバッタ 【Parapodisma tanbaensis】
サイズ : 25mm ~ 35mm
分 布 : 本州 ・ 四国 ・ 九州 ・ 沖縄県
時 期 : 7月 ~ 12月
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フキバッタの仲間は、正直よくわかりません。。。(>_<)
下の写真を見るとよくわかりますが、翅が発達しておらず(正確には退化して)、
飛翔での移動ができません。
そのおかげで、局地的に分化しており 細かな分類は素人には困難です。
近畿地方だけでも、キイフキバッタ、ミカドフキバッタ、ヤマトフキバッタ、
ヒメフキバッタ、ヒョウノセンフキバッタ、キンキフキバッタ・・・etcが生息し、
訳がわからん状態です。(笑)
北摂地域ではオマガリフキバッタが一番多く見られるということと、
他種より翅が短いという特徴だけで今回の記事はオマガリフキバッタとしました。
因みに、学名の「Parapodisma tanbaensis」にある「tanba」は
元々はフキ(蕗)の葉に見られるバッタということでフキバッタと言われますが、
その姿は林縁では至る場所で見ることができます。
11月の朝露が下りた草むらをゆっくり歩いていた子。
上の写真と同じ子を真横から撮影。
申し訳程度の翅。この翅のせいで地域ごとの分化が進み同定困難に。。(T_T)
ものすごい勢いで、葉っぱを食べていました。
ウラナミシジミ
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ウラナミシジミ 【Lampides boeticus】
サイズ : 13mm ~ 18mm
分 布 : 北海道 ・ 本州 ・ 四国 ・ 九州 ・ 沖縄県
時 期 : 7月 ~ 12月
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夏から晩秋にかけ多く見られるウラナミシジミ。
白と茶褐色の縞波状の模様が素敵な子です。
元々南方系の蝶で、春夏に北方へ移動し北摂ではほぼ秋にしか見れません。
しかしその生息範囲は広く、街中の公園や河川敷で見かけることもあります。
冬を越すことはできませんが、なぜか毎年多くの子が北へ移動をします。
因みに近畿地方では和歌山県南部の温暖な地域では越冬するようです。
黄色の花に吸蜜に来た子。
ちょうどお食事のため、ストローを延ばしたところ。
上の写真と同じ子。翅の表はアイシャドウのような美しいブルー。